降雨による土砂災害 今期全国で227件

2016年から2017年にかけての雨季(通常12月~3月)にペルー全国で発生したワイコ(降雨による崖崩れや地滑り、土石流など土砂災害の総称)は227件、過去3年の累計は1615件に達したとペルー水理・環境工学協会(APIHA)が発表した。

2003年~2015年の13年間にはサンマルティン、プーノ、アヤクチョ、クスコ各州を中心に全国で4484件の洪水や増水による冠水が発生、耕地や道路・生産インフラを破壊し、住民に深刻な影響を与えた。

APIHAのピエロラ会長はこれらの災害対策につき政府に勧告すべく報告を取りまとめているとした上で、自然災害に対処可能な防災措置を段階的に施すには10~15年を要すと述べた。

(ソース: Andina 14/03/17)