ピスコ国際空港ターミナル近代化改修工事終了

3月31日、イカ州ピスコ空港ターミナル近代化改修工事の落成式が大統領出席の下執り行われた。

2012年9月に着手された同工事は、新規旅客・貨物ターミナル建設などに約1億5000万ソレスを投資。全国搭乗客の46.5%を占めるホルヘ・チャベス国際空港(リマ国際空港)の第二滑走路拡張工事の遅れから、代替国際空港としての役割が期待されている。

また、クスコやアレキパを始めとする国内南部各都市への中継空港としても機能する予定で、政府は来年度以降年間40万人の搭乗客を見込む。

ピスコ空港の他にも、クスコ州のチンチェーロ空港新設(2021年完工予定)やフニン州のハウハ空港改修などを通じ、ハブ機能の強化による国内空港インフラ整備が計画されている。

民間航空総局(DGAC)のデータによると、国内各空港の乗客数(2015年度)は次のとおり。

  • Aeropuerto Internacional Jorge Chávez (リマ) 425万8661人/46.5%
  • Aeropuerto Velasco Astete (クスコ) 129万8827人/14.2%
  • Aeropuerto Rodríguez Ballón (アレキパ) 67万9625人/7.4%
  • Aeropuerto Sacada Vignetta (イキトス) 48万2136人/5.3%
  • Aeropuerto Victor Montes (ピウラ) 38万137人/4.2%
  • Aeropuerto Guillermo del Castillo (タラポト) 29万4984人/3.2%
  • Aeropuerto Carlos Martínez (ラ・リベルタ) 22万5900人/2.5%
  • Aeropuerto David A. Rengifo (プカルパ) 22万6068人/2.5%
  • Aeropuerto Inca Manco Cápac (フリアカ) 22万148人/2.4%
  • Aeropuerto José A. Quiñones (チクラヨ) 20万2441人/2.2%
  • Otros aeropuertos (その他国内空港) 88万7351人/9.7%

(ソース: El Comercio 01/04/16)