リマ国際空港 入国審査に指紋認証導入へ

ホルヘ・チャベス国際空港ペルー入国管理局は、この7月からリマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)の入国審査ブースに自動指紋認証システム(AFIS/Automated Fingerprint ID System)を試験導入する。

同システムはペルー国家警察や住民登録機関、インターポール、司法当局や移民局のデータベースにリンクされ、過去に国内外で犯罪歴があるなど入管上問題となる乗客が的確に見分けられるという。入国管理局の担当者によると、当初は20台を入国審査ブースに配置、その後30台まで段階的に増設する予定。

一方、現在16ヶ所ある出国審査ブースでは、200名の審査官が4交代24時間体制で応対している。2013年1月~11月間における外国人入出国総数は711万2520人で、このうち半数近くの341万4388人がリマ国際空港を利用。

(ソース: アンデス通信社)