トルヒーヨ旅行 ワンチャコ海岸とカバジート

トルヒーヨ市街地から車で約10分のHuanchaco (ワンチャコ海岸)。

トトラ舟が並ぶビーチ。
このCaballito (カバジート) と呼ばれる舟はこうしてちゃんと干しても1ヶ月くらいしかもたないんだって。

昨日みたサンタ・ロサ海岸のとは、お尻の部分が違う。こちらはきゅっと縛ってあります。

モチェやチムーの時代から漁に使われていたカバジート。今はもうラ・リベルタ州とランバイエケ州でしか見られないと言う。

昔は全部トトラで作ってたけど今は発泡スチロールを浮力の足しにしてるみたいね。

1460~1470年にかけて、このあたり一帯を治めていたチムーとインカの戦争が起こり、最後にはチムーを水攻めにしてインカが勝利した。 そしてインカ軍はチムーの子供達を自分達の首都クスコに連れて行き、インカ帝国の文化の高さを見せつけて抵抗しないよう教育したんだって。海岸沿いの町で育った子供の目には、アンデスの山に広がる緑豊かなインカの都市はどんな風に映っただろうね。

今日、最後の漁から帰ってきた親子。波が結構あるのに、すごく上手にカバジートを操ってた。

だんなと2人、海を見渡せるレストランの2階へ。冷えたビールで乾杯して、今日1日を振り返る。

世界遺産チャンチャン遺跡もよかったけど、月の神殿もすごかったな~!何年後、何十年後かにもっとあの壁画が復元されたらもう一度見てみたいと思う。相当グロイだろうけど(苦笑)

「いつか君を、海の向こうまで連れて行くよ!」鼻息まで聞こえてきそうな愛らしい二人。

この後、トルヒーヨにしては珍しい雨が降り、一瞬にして海岸から人がいなくなった。ふふっ♪ 日傘の代わりに雨傘持って来ててよかった♪