インフォーマル事業者

ペルー経済 76.5%がインフォーマル事業者

ペルーの2015年度国内総生産(GDP)は計6025億2700万ソレス(約20兆371億5569万円)、うち正規セクターのシェアは80.8%、非正規(インフォーマル)セクターは19.2%であった。国立情報統計庁(INEI)が2日発表した。

2015年度の就業人口は1591万9000人で、うち73.2%が非正規労働者。これらの労働生産性はGDPの約3分の1、正規セクターの約5分の1に相当する。

各分野の就業人口に占めるインフォーマルセクターの割合は、農牧・漁業97.0%、飲食・ホテル84.0%、運輸・通信80.0%、建設77.0%、商業74.0%など。

カテゴリー別(非正規)では個人事業者(43.0%)が最も多く、次いで企業従業員(39.0%)、家業補佐(15.0%)、経営者(3.0%)など。年齢層別では、24歳未満87.0%、25~44歳68.7%、45~64歳68.5%、65歳以上が87.7%。

学歴別では、中等教育47.4%、初等教育29.2%、専門学校卒10.0%、大卒8.3%、初等教育未満が4.8%。

非正規労働者の割合は、2007年度(79.9%)から2015年(73.2%)にかけ6.7㌽減少。分野別では、建設9.6㌽減、商業9.1㌽減、サービス業8.8㌽減、製造業8.5㌽減、鉱業6.0㌽減、運輸・通信5.7㌽減、飲食・ホテル4.9㌽減、農牧・漁業が1.6㌽減。

地域別(2015年度)の非正規労働者割合は、地方95.8%に対し都市部は65.9%。州別ではワンカベリカ(90.3%)が最多、次いでアヤクチョ(89.7%)、カハマルカ(89.5%)、プーノ(89.3%)、アプリマック(88.3%)、アマソナス(87.2%)、ワヌコ(87.0%)、サンマルティン(83.3%)、クスコ(83.0%)など。

2015年度は国内に870万9000の生産単位(事業者)が存在、うち76.5%(666万6000)がインフォーマル事業者、23.5%(204万3000)が正規事業者。

主な分野別インフォーマル事業者は、農業・漁業35.8%、商業22.4%、運輸・通信14.2%。3分野でインフォーマル事業者の72.4%を占めている。

これらインフォーマル事業者(農牧除く)の47.5%は、事業規模が小さいことや事業の一時性などを理由として、国家税務監督庁(SUNAT)への税籍登記については不要と見なしている。

(ソース: INEI)