どこにある?リマの旅行代理店

ペルー国家統計情報局(INEI)の調査によると、2013年末時点におけるリマ首都圏の旅行代理店およびツアーオペレーターの総数は2,744社で、前年同期比1.7%増となった。

ペルー国税庁(SUNAT)の企業データでは、旅行者が宿泊場所として好むミラフローレス区に594社が集中。立地ではAv. José A. Larco(写真右奥)沿いがトップで、その他Av. José Pardo、Av. Cantuarias、Av. Alcanfores、Av. La Paz、Psj. Los Pinosなどの通りでも187社が営業。1平方キロメートルあたりの密度は62社で、首都圏では同区への登記が最も多い。

二位はブレーニャ区の81社で、うち59社がAv. España、Jr. Huaraz、Jr. Iquique、Psj. Nacarinoに軒を並べる。三位はJr. La Unión、Jr. Camaná、Av. Nicolás de Piérolaなど世界遺産リマ歴史地区周辺に45社を抱えるリマセントロ。四位はカリャオ特別州のホルヘ・チャベス国際空港(リマ国際空港)で、周囲のAv. Elmer FaucettやAv. Tomás Valleに33社がある。

一方、全国では5,729社(前年同期比4.0%増)が存在、うち69.6%がリマ首都圏(カリャオ特別州含む)とクスコ州に集中している。二位以降はアレキパ州(6.3%)、ラ・リベルタ州(2.8%)、プーノ州(2.8%)、ロレト州(2.6%)と続く。

旅行関連企業を設立形態別に見ると、株式会社(49.4%)、有限会社(31.6%)、個人経営(18.4%)の順。また、全体の99.3%がmypeと呼ばれる零細企業で、大手・中堅の旅行代理店等はわずか0.7%にすぎない。

(ソース: INEI)