国家在留監督庁は15日、無効なパスポート約1万7000冊が発行された問題に関し、前政権下(2022年)で発生した案件であり、すべての情報を検察に提供しているとTwitterの公式アカウントを通じて伝えた。
検察庁のリマ汚職防止局は現在、未完成の状態でパスポートを発行した容疑について、公式な情報収集のため国家在留監督庁の本部を捜査している。
この捜査は、カスティージョ前大統領の政権下で、複数の外国企業が国家在留監督庁と1億2000万ソレス(約45億5850万円)におよぶ契約を締結し、パスポートの発行をコントロールしていたことが明らかになったために実施されたもの。
(ソース: Andina 15/06/23)
無効パスポート1万7000冊発行 検察が捜査着手
ペルーの検察庁は6日、1万7000冊におよぶでパスポートの不正な発行について、予備捜査を開始した。同庁は、行政に対する犯罪行為の容疑により、汚職防止局がその責任を追及すると伝えている。
国家在留監督庁は、昨年末に発行されたパスポート約1万7000冊に不備があるとして、その所有者に対し交換のために必要な措置を講じた。これらのパスポートは、昨年10月30日~11月8日および12月8日~12月20日に交付されたもの。
これらのパスポートは認証手続きが完了していないことから無効と判断され、出入国審査では受け付けないとしている。発行には国外の納入企業2社が関与していると見られ、契約金額は合計で1億2000万ソレス以上とされている。
(ソース: Andina 06/06/23)