Dakar 2019 ペルー単独開催へ

ダカールラリーを主催するASOのEtienne Lavigne氏は18日、ボリビアとチリの不参加により、来年の第41回ダカールラリーをペルー1国のみで開催するとAFP通信に伝えた。1979年から続くダカールラリー史上、1国での単独開催は今回が初となる。

来年度のダカールラリーはペルーの首都リマをスタート、2019年1月6日から17日にかけペルーの砂漠を主体に10ステージで競われ、再びリマに戻る予定。参加者数については、アルゼンチンのチームを中心に、プジョー・スポール(Peugeot Sport)撤退の影響による減少が予想されている。

Lavigne氏はまた、南米での開催が困難になりつつあることから、第42回大会(2020年)のアフリカ大陸帰投を示唆。主催者のアモリ・スポーツ機構(ASO)がアルジェリア、ナミビア、アンゴラなどアフリカの複数国家と接触し開催の可能性を探っていると明かした。

一方、ペルーのバレンシア通商観光相は自国での単独開催を歓迎、数日以内に競技の詳細を発表すると述べた。

(ソース: Gestión 18/05/18)