ペルーの無毛犬をNY Timesが紹介

米国の日刊紙ニューヨーク・タイムズ(ウェブ版)が、「マチュピチュ同様に重要」なものとしてペルーの無毛犬にスポットを当てた。

ペルーの無毛犬(perro sin pelo / 英語ではペルビアン・へアレス・ドッグ)は、ペルー国家遺産(2001年)に指定されたペルー原産の犬種。同紙のウェブコラム「The Daily 360」でブリーダーのレルカリさんがこの犬の貴重性を紹介している。

「ペルーの無毛犬は人なつこく従順で、毛並のない身体からの放熱を補うためその体温は人間より3℃ほど高い。3500年前から飼われていて、マチュピチュと同じくらい大切なもの」とレルカリさんは説明。

南米のエクアドルからアルゼンチンにかけ生息していたものの、公式にはペルーの国家遺産として知られる。形態的特徴が何千年間も変化していないこと、プレインカ時代の様々な陶器にその姿が描かれていることから、本質的にペルー原産と見なされている。

(ソース: PortaldeTurismo 22/08/17)