ペルー国内の国際空港における出入国スタンプの廃止

国家在留監督庁(MIGRACIONES)は26日、ペルー国内の国際空港におけるパスポートへの出入国スタンプ押印を2023年5月29日から廃止する庁令第000119-2023-MIGRACIONESにつき、官報を通じて公布した。同令の概要は次のとおり。

ペルー国内の国際空港の出入国管理施設において、ペルー国領土の出入国を証明するための仕組みとして、出入国管理スタンプの使用を中止し、オンライン入国カード(TAM Virtual)の使用を命じるとともに、その他の規定を公布する庁令

N° 000119-2023-MIGRACIONES

第1条

2023年5月29日以降、国内の国際空港の出入国施設において、ペルー国領土への出入国を証明するための仕組みとして、出入国管理スタンプの使用を中止し、オンライン入国カード(TAM Virtual)の使用を命じる。

第2条

前条に記す出入国管理施設において、オンライン入国カード(TAM Virtual)の使用の障害となる何らかの状況が発生した場合は、例外的に、また緊急措置として、出入国管理スタンプを使用することを命じる。

第3条

本庁令第1条の規定についてペルー外務省に通達し、その権限の及ぶ範囲において、旅客およびペルー領土内で運航する航空会社、またこれらの航空便を受け入れる国々の外交上の代表による認識を目的として、この情報をIATAが管理するTimaticに提供するよう申請することを命じる。

第4条

ペルー領土内で運航する航空会社を統括する団体、また通商観光省(MINCETUR)、国家税務監督庁(SUNAT)、内務省(MININTER)に対し、それぞれによる広報の実施を目的とする通達の実施を命じる。

第5条

情報通信技術局に対し、管理総局および在留登録管理総局と連携の上、本庁令を通じて、また該当する場合には、各管轄の出入国管理本部および支部との調整による内部規定文書の更新を介して、採用された措置の遂行を確実なものとするため、対応する手続きを実施すること。

第6条

広報ユニットに対し、本庁令により採用された措置について、国家在裕監督庁が管理する多様な伝達手段を通じた発信にあたり、対応する手続きの実施を命じる。

第7条

官報、国家在留監督庁のポータルサイト(www.gob.pe/migraciones) 、および政府の透明性標準ポータルサイトにおいて、本庁令の掲載を命じる。

以上

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