明日以降国内22州で強い雨のおそれ

国家水路・気象庁(SENAMHI)は、明日3月12日(日)から14日(火)にかけ、太平洋沿岸部と山間部の22地域において、中程度~非常に激しい降雨が予想されると注意を促している。

同庁の気象予報第46号によると、この降雨は14日(火)まで続き、山間部における1日の累積雨量は北部で55mm、中部高地で25mm、南部高地では15mm程度と予想されている。

同じく太平洋沿岸部では、トゥンベスとピウラで1日70mm、アンカシュで4mm、リマで2mm、イカの内陸部では6mmを超える見込み。

また、境地的に、標高2800m以上の地域では雹(ひょう)が、4000mを超える地域では雪が降り、これらは雷や突風を伴うとしている。

気象予報第46号の対象となる地域は、アマソナス、アンカシュ、アプリマック、アレキパ、アヤクチョ、カハマルカ、クスコ、ワンカベリカ、ワヌコ、イカ、フニン、ラ・リベルタ、ランバイエケ、リマ、モケグア、パスコ、ピウラ、プーノ、サンマルティン、タクナ、トゥンベス、カリャオ特別州の計22州。

防災対策

地滑りや土砂崩れが発生する可能性があることから、国家防災庁(INDECI)は地方政府や地方自治体の当局に対し、避難経路の標示の確認のほか、緊急時に管内の保健所や消防署、警察署などを避難施設として利用できるよう、事前の対策を求めている。

INDECIはまた、警戒地域の住民に対し家屋の補強などを呼びかけるとともに、国家緊急センター(COEN)を通じて引き続き状況を監視し、各当局と連兼の上警戒態勢を維持すると説明した。

(ソース: Andina 11/03/22)