レドゥクト公園など イベントは文化・芸術目的に限定

リマ市ミラフローレス区は、同区内に位置するレドゥクト公園のイベント利用につき、文化的で非営利目的の用途に限定すると決定した。祖国を守った英雄たちの追憶および同公園の歴史的意義の尊重がその理由としている。

レドゥクト公園(トップ写真)は、1944年2月7日公布の法令第9948号により国の史跡に指定され、1965年1月22日にはリマ市の歴史的遺構にも認定されている。

ミラフローレス区の文化観光局は、採択された今回の決定に関して、リマ市の歴史的および愛国的な史跡である同公園の保護がその目的であり、今後同公園を利用して行われる活動は、芸術や文化に関する非営利目的のものに限るとしている。

同自治体ではまた、同じく区内のケネディ公園についても、「安全、美観、および公園の持続的利用」を考慮し、文化的性格の活動や取り組みのみを許可すると決定した。

同自治体はさらに、英雄の記憶とその史跡を称えるための次のアクションとして、近隣住民との共存や区内の観光促進に向け、同公園の修復と観光価値の付加に取り組んでいることを強調した。

(ソース: Andina 30/01/23)

Parque Reducto N° 2(レドゥクト公園)

1880年、チリ軍の進攻に対抗するためにペルー軍が築いた防衛線の砦のひとつである第2堡塁(Reducto N° 2)の跡地を利用した、手入れの行き届いた美しい公園。敷地内にはミラフローレスの戦い(Batalla de Miraflores)を記念した博物館があり、その建物はかつてミラフローレスとリマを結んでいた旧鉄道駅を再現したもの(出典: LIMA – Paseos por la Ciudad y su Historia)。

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