マチュピチュに足止めの観光客 人道支援便で17日輸送へ

世界遺産マチュピチュ遺跡の麓に位置するマチュピチュ村(旧アグアスカリエンテス)において、前大統領支持派の抗議行動や道路封鎖により足止めされている多くの観光客を輸送するため、少なくとも4機の人道支援航空便が明日17日、利用可能となる模様。マチュピチュ村の自治体が16日に報告した。

同自治体の公式声明によると、これらのフライトについては現在、文化省、通商観光省、内務省との間で調整が行われているという。一方、デモ隊の脅迫や攻撃で閉鎖されていたクスコ国際空港(ベラスコ・アステテ国際空港)では本日午後、クスコ⇔リマ便の運航が再開され、13時30分にリマ行きの最初の便が離陸した。

同声明では前述の人道支援便につき、マチュピチュ村自治体の観光部門が国家警察や地方保健局と連携の上、特に子どもや社会的弱者、外国人観光客に配慮した乗客の調整を行っていると伝えた。

(ソース: Andina 16/12/22)

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