マチュピチュ遺跡 入場・滞在時間の厳守を勧告

クスコ地方文化局は16日、マチュピチュ遺跡の訪問者に対し本日17日以降、入場券に記されたそれぞれの入場時間帯を始め、現行規定の遵守を勧告する公式声明を発表した。

マチュピチュ遺跡の入場時間帯は、現行規定に従い午前6時~午前9時、午前9時~正午、正午~午後3時の3種類に区分され、訪問者は午前6時から午後4時の間、入場から最大3時間遺跡内に滞在することができる。

今回の声明は、遺跡保護の観点から、訪問者に対し前述の時間帯区分を含む現行規定の厳守を改めて勧告するもの。同声明の概要は次のとおり。

クスコ地方文化局2022年10月16日付公式声明

クスコ地方文化局(DDCC)は、内外の訪問者およびツアーオペレーターに対し、下記の通り通達する。

1. 2022年10月17日(月)以降、マチュピチュ遺跡の訪問者は、文化省令第216-2018-MCにより承認されたマチュピチュ遺跡保全に関する観光訪問および持続的利用規定第16条の定めに従い、購入した入場券に対応する入場時間帯を厳密に守らなければならないものとする。

2. 遺跡の保全および顧客満足を確実なものとするため、すべての利用者はマチュピチュ遺跡の滞在時間を遵守しなければならない。また、入場時間帯や見学順路、代替ルート、最大収容定員(1日当り4044人)についても同様とする。券面に記された入場時間帯以外の遺跡入場は許可されない。

3. 内外の訪問者およびツアーオペレーター、職業観光ガイドに対し、入場時間帯ならびに遺跡内滞在時間(最大3時間)の遵守を勧告すると共に、世界遺産を保護する私たちの取り組みに貢献されることを願っています。

DDCCは、当該国家文化遺産および、マチュピチュ遺跡公園が有す独創性について、次の世代に向けた配慮と保護を重ねてお約束します。

クスコ地方文化局コミュニケーション・組織イメージ室
2022年10月16日

(ソース: Andina 17/10/22)

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