地方間バス乗車 12歳以上にワクチン3回接種義務付け

ペルー国内において地方(郡)間の交通機関を利用しようとする12歳以上の乗客には、COVID-19ワクチンの3回接種完了が義務付けられる。29日、大統領令による直近の関連条項の変更を受け、陸上輸送監督庁(SUTRAN)が明らかにした。

この条項は、官報上で今月28日に公布された、COVID-19による衛生緊急事態を延長する大統領令第108-2022-PCMに明記されたもの。ワクチン3回接種の証明ができない場合は、当該交通機関乗車前48時間以内のPCR検査陰性証明書の提示が必要となる。ただし、12歳未満の旅客は症状がなければ乗車できる。

大統領令第108-2022-PCMの関連条項

第3条.- 大統領令第030-2022-PCM、同第041-2022-PCM、同第063-2022-PCM、同第069-2022-PCMにより改定された、大統領令第016-2022-PCM第4条の変更

大統領令第030-2022-PCM、同第041-2022-PCM、同第063-2022-PCM、同第069-2022-PCMにより改定された、大統領令第016-2022-PCM第4条を以下の条文に変更すること。

第4条 – 権利行使の制限(一部抜粋箇所のみ記載)

(新) 4.5 居住者で12歳以上の地方間陸上輸送サービスの乗客は、現行のプロトコルに従いペルーまたは国外でCOVID-19に対する予防接種を3回完了し、かつその資格があることを証明できる場合か、またはそれが不可能であれば、乗車前48時間以内のPCR検査の陰性証明を提示することができる場合に限り、乗車が可能となる。12歳未満の場合は、単に無症状であれば乗車できる。
地方間および都市部旅客輸送サービスは、交通通信省が承認したCOVID-19感染予防のためのガイドラインを順守しつつ提供される。
地方間および都市部陸上輸送サービスのすべての乗客は、マスクの使用に関する規則および該当するプロトコルを順守しなければならない。

(旧) 4.6 12歳以上の地方間陸上輸送サービスの乗客は、居住者か非居住者の別を問わず、ペルーまたは国外でCOVID-19に対する1回目と2回目の予防接種を受けたこと、18歳以上でペルー国内に居住し接種を受ける資格のある者については現行のプロトコルに従い3回目の接種を完了したこと、これらを証明できる場合にのみ乗車できる。それらが不可能な場合には、乗車前48時間以内のPCR検査の陰性証明を提示することができる。12歳未満の場合は、単に無症状であれば乗車できる。
地方間および都市部旅客輸送サービスは、交通通信省が承認したCOVID-19感染予防のためのガイドラインを順守しつつ提供される。
地方間および都市部陸上輸送サービスのすべての乗客は、マスクの使用に関する規則および該当するプロトコルを順守しなければならない。

当規則は、旅客運送業者や運転手に対し乗客のワクチン規定回数接種の確認を義務付ける交通通信省省令第249-2022-MTC/01に基く「全国および地方部における一般旅客陸上輸送役務に関するCOVID-19感染予防のためのセクターガイドライン」と並行して適用される。

また、乗車中すべての乗客は該当するプロトコルを順守し、KN95マスクを1枚着用、他のマスクであれば2枚重ねて着用しなければならないことにも注意しておきたい。

SUTANは複数の陸上輸送ターミナルにおいて、旅客輸送業者や利用客に向けこれらのガイドラインの順守および感染予防対策の徹底を呼び掛けている。

(ソース: Andina 29/08/22)

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