コロナワクチン接種 予約狂騒曲

待望のコロナワクチン接種の予診票が義母宅に届いた。アマビエ様が印刷された封筒をあけると、予診票とそれ以外の書類がわさわさ入っていてややこしい。必要なのは予診票と接種日程表だけなのに、なんでこう余計な情報を与えて高齢者を混乱させるのだろう?ああ、情報発信後進国ニッポン。もっとスマートにやろうよ。

お知らせによると、この村では13日の9時15分から専用ダイヤルで予約を開始するという。「予約開始時間ぴったりに電話しないと、繋がらなくなりますよ」と義母にアドバイスしていたにも関わらず直前でもたもたしたため、案の定その後はずっと話し中のまま。小さな村の小さな役場ではおそらく専用回線も1本だろうし、そう簡単に電話がつながるわけがない。「長丁場になりそうですが、がんばりましょうね」と励ましつつ、途中でリダイヤルの作業を交代したり携帯から電話するなどして、何度も何度もかけ続けた。

「人間の集中力は45分が限界だからね。電話を諦める人もいるだろうし、そろそろ繋がると思うよ」というだんなの言葉通り、かけ始めてから50分後にやっと担当者に繋がった。すでに大方の枠は埋まっていたようだが、無事に予約を入れることができ、家族そろって肩の荷を下ろす。予約開始から10分で枠が埋まってしまった自治体もあると聞くので、50分の努力で予約できたのだからラッキーといえよう。

こうして始まった日本のコロナワクチン高齢者優先接種。さすがに東京都・神奈川県・大阪府だけはワクチン供給量を増やすそうだが、人口数10万の都市と数千人しかいない村へのワクチン供給量が同じらしく、さすがは“公平”よりも“平等”が好きな国だと悪い意味で納得してしまう。だって感染リスクは都市部のほうが高いのにねぇ?「政治家の判断基準が選挙区単位なんだろうね。だから大都市も過疎の村も、一つの自治体という意味では扱いが同じなんじゃない」とのだんなの言葉に、深く考えさせられてしまった。

ペルーパンデミック393日目

ペルー保健省発表4月11日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 1653320人(前日比+5626)
  • 死者数累計 55230人(+327)
  • 既検査数累計 10026470件(+24638)
  • 陽性率 16.49%↑
  • 死亡率 3.341%↑
  • 入院患者数 15238人(+726)
  • 上記の内ICU患者数 2073人(-229)
  • 回復患者数 1575242人(+8699)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 4月11日 5626人(327)
  • 4月10日 7927人(234)
  • 4月9日 11248人(384)
  • 4月8日 10655人(307)
  • 4月7日 9966人(253) 
  • 4月6日 9305人(314)
  • 4月5日 8384人(273)
  • 直近7日間平均 9015.9人↓(298.9↑)
  • 直近7日間の陽性率 14.12%↑ ※累計比
  • 直近7日間の感染者数合計 63111人↓(前日比-2216↓)
  • 直近7日間の死者数合計 2092人↑(前日比66↑)

(ソース: MINSA 4月12日)

モバイルバージョンを終了