ペルー政府 コロナ変異種発生で欧州便受け入れ停止

ペルーのフランシスコ・サガスティ大統領は21日、新型コロナウイルスの変異種発生に伴い、欧州発の国際航空旅客便受け入れを2週間停止すると伝えた。

大統領は「当措置は予防的性格のものであり、市民の不安を煽るような意図は決してない」と今朝首相府から国民に向けメッセージを送った。

ペルー政府は今月11日、欧州4か国(スペイン、オランダ、英国、フランス)向け国際航空旅客便を15日から再開すると発表。今回の中断は再開からわずか7日目の措置となる。

運輸通信省(MTC)は昨日、経由便を含む英国由来の国際航空旅客便につき、追って通知があるまで到着を拒否すると通告していた。

大統領はさらに、英国滞在歴のある外国人(ペルー非居住者)のペルー入国を本日以降2週間禁止すると共に、過去14日の間に英国滞在歴のあるペルー人およびペルー居住外国人にはペルー到着後14日間の外出制限を課すと述べた。

英国における新型コロナウイルス変異種発生の報告を受け、ペルー政府は警戒度最大レベルの防疫監視体制を敷くと宣言している。

(ソース: El Comercio 21/12/20)

ペルーパンデミック281日目

ペルー保健省発表12月19日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 997517人(前日比+1618)
  • 死者数累計 37102人(+68)
  • 既検査数累計 5374886件(+13454)
  • 陽性率 18.56%↓
  • 死亡率 3.719%↑
  • 1日の検査数 13454人(-2177)
  • 1日の感染者数 550人(-430)※当該日以前の感染者1068人を除く
  • 入院患者数 4100人(+139)
  • 上記の内ICU患者数 1093人(+10)
  • 回復患者数 932295人(+1885)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 12月19日 1618人(68)
  • 12月18日 2139人(65)
  • 12月17日 2242人(68)
  • 12月16日 2061人(43)
  • 12月15日 1782人(41) 
  • 12月14日 1545人(63)
  • 12月13日 1157人(77)
  • 直近7日間平均 1792人↓(60.7↓)
  • 直近7日間の陽性率 11.36%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 12月20日)

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