ペルーの代表的な朝食メニュー6選

世界一の朝食と名高いパン・コン・チチャロンを始め、ペルーには代表的な朝食がいくつかあります。ペルーの食文化に詳しい貿易観光促進庁(Promperú)による味わい豊かな朝食セレクションを皆さんにもご紹介。

ペルーの代表的な朝食

サルチチャ・ワチャーナ

その名のとおり、リマ近郊の街ワチョで生まれた地方料理です(トップ写真左下)。アチョテの実で味付けした豚肉と脂身が使われており、単体もしくは卵とじで頂きます。ノルテ・チコ(※リマ州北部太平洋岸郡部の総称)では最も定番とされる朝食メニューで、タマル(スーペ地区のものなら言うことなし)やレジェーノ、揚げたさつまいも、オーソドックスなチチャロンなんかがついてきます。仕上げに香り高いコーヒーがあれば完璧。美味しいサルチチャ・ワチャーナを作る秘訣は、炒める時に少し茶色くなるのをよく見ていてください。これで味はバッチリです。

パン・コン・チチャロン

美味しくてお腹がいっぱいになる朝食メニュー。茹でた豚肉を染み出た油で揚げた“チチャロン”を、パリパリのフランスパンで挟んでいただきます。サツマイモや玉ねぎサラダもご一緒に。淹れたてのコーヒーがあれば最高ですね。アンデスではパンの代わりにモテが使われます。

タマル

日曜日の朝食には欠かせないタマル(トップ写真右上)。すりつぶして味付けしたトウモロコシの生地で作るこの料理、地方によっていろいろなバージョンがありますが、その中身はたいてい豚肉か鶏肉、オリーブの実、玉子やトウガラシなど。付け合わせは玉ねぎサラダのほか、お腹が空いてたまらないならフランスパンを一皿とうぞ。

カルド・デ・カベサ

Caldo de Cabeza

アンデスへ行くなら、「酔い覚まし」の異名を持つこのスープを起き抜けに試してみるといいでしょう。その名の通り羊の頭部の肉を煮込み、モテやジャガイモ、オレガノを入れ塩で味付けしたもので、朝から精力のつく料理です。

アドボ・アレキペーニョ

常春の街アレキパの素敵な一日は朝の美味しいアドボから始まります。この料理の主役は調味液に漬け込んでからアヒ・パンカで煮込んだ豚ロース。これに胡椒や玉ねぎ、ロコト、クミン、クローブ、塩を加え調理していきます。他の料理同様、アレキパの伝統料理レストラン(ピカンテリア)で何世代にもわたって受け継がれてきた秘伝の味、本来は朝食向けですが、グルメブームのおかげで一日中楽しめるようになりました。

サングレシータ

お財布に優しい朝食オプションとしてペルー人に大人気の料理といえばサングレシータ(鶏の血を使ったソーセージ)です。見た目とは異なり、美味しく貧血にも効く栄養満点な一品として名をはせています。普通はユカ芋がついてきますが、パンと一緒でも楽しめます。

この他にも、ペルーの定番朝食にはロモ・アル・フゴ(たっぷりソースの牛肉炒め)やウミータ、チャポ(潰した甘いバナナで作るアマゾンのジュース)などがあります。

(ソース: Promperú)

ペルーパンデミック254日目

ペルー保健省発表11月22日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 950557人(前日比+887)
  • 死者数累計 35641人(+46)
  • 既検査数累計 4945165件(+10128)
  • 陽性率 19.22%↓
  • 死亡率 3.749%↑
  • 1日の検査数 10128人(-8745)
  • 1日の感染者数 404人(-323)※当該日以前の感染者483人を除く
  • 入院患者数 4467人(-33)
  • 上記の内ICU患者数 989人(+1)
  • 回復患者数 880645人(+1206)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 11月22日 887人(46)
  • 11月21日 1589人(46)
  • 11月20日 1694人(65)
  • 11月19日 2470人(38)
  • 11月18日 1966人(44) 
  • 11月17日 2020人(85)
  • 11月16日 1663人(46)
  • 直近7日間平均 1755.6人↓(52.9↑)
  • 直近7日間の陽性率 9.5%↓ ※累計比

(ソース: MINSA 11月23日)

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