南米最優秀グルメ観光地賞2020にコロンビア

アヒアコやサンコチョを始めとするコロンビアのクリオージャ料理が、カウサ・リメーニャやパパ・ア・ラ・ワンカイーナ、アヒ・デ・ガジーナといったペルーの代表的料理を打ち負かした。

11月5日に発表された南米エリアのWorld Travel Awards 2020において、ペルーが8年連続でタイトルを維持していた「南米最優秀グルメ観光地賞」が、コロンビアに取って代わられたのだ。

「観光とは私たちの文化や伝統、料理、国民などのアイデンティテイを表明し、それらに価値をもたらすツールです。コロンビアには数々の良い部分があり、これらの認識に引き続き重点を置くことが私たちに必要とされています」コロンビアの旅行会社1942 Travelの支配人、アンヘラ・マリア・クラーロは、同国のTV番組Noticias Caracolのインタビューにこう答えている。

今年度はグルメ観光地賞の他にも、“英雄の都”カルタヘナが南米最優秀ハネムーン観光地賞に、“天国の出張所”サンティアゴ・デ・カリが南米最優秀新興観光地賞に輝いた。また、南米最優秀シティブレイク観光地(メデジン)、南米最優秀ビジネス観光地(ボゴタ)、南米最優秀カルチャーシティ観光地(バランキージャ)もそれぞれコロンビアの都市が受賞した。

ペルーが8年間君臨していた南米最優秀グルメ観光地賞の栄冠を奪うのはほぼ不可能と思われていたが、今回コロンビア料理がペルーを抜いたことで、同国は自国の持つ食文化の多様性を世に知らしめることに成功した。南米エリアに続く全世界レベル受賞者の発表においても、コロンビアの活躍が期待されている。

コロンビアの食文化

コロンビアには、今回の受賞の名にふさわしい無数の料理とレシピがある。すべてのコロンビア料理を象徴する一品をひとつに絞ることはできないが、アレパやサンコチョなどは代表的な料理といえよう。

動植物相の多様性が幸いし、コロンビアにはほとんど外国の影響を受けていないクリオージャ由来の食文化が残っている。スペイン人やメスティソ、アフリカ系移民の文化的伝統が融合したコロンビア料理は、地域によってその手順や食材が変化してきた。

最も一般的な食材としては、白米やトウモロコシ、ジャガイモやユカ芋のような塊根類、多彩な豆類、牛や鶏、豚、山羊、クイなどの肉類、魚介が挙げられる。他にもマンゴーやバナナ、パパイヤ、グアバ、ルーロ(ナランヒージャ)、マラクヤを始めとするトロピカルフルーツの種類も豊富。

(ソース: Infobae 08/11/20)

ペルーパンデミック239日目

ペルー保健省発表11月7日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 922333人(前日比+2323)
  • 死者数累計 34879人(+39)
  • 既検査数累計 4674263件(+18845)
  • 陽性率 19.73%↓
  • 死亡率 3.782%↓
  • 1日の検査数 18845人(-1325)
  • 1日の感染者数 780人(-203)※当該日以前の感染者1543人を除く
  • 入院患者数 5069人(-40)
  • 上記の内ICU患者数 1010人(-4)
  • 回復患者数 846215人(+2615)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 11月7日 2323人(39)
  • 11月6日 2507人(57)
  • 11月5日 2781人(53)
  • 11月4日 2935人(59)
  • 11月3日 2885人(48) 
  • 11月2日 2357人(38)
  • 11月1日 1634人(56)
  • 直近7日間平均 2488.9人↓(50↓)
  • 直近7日間の陽性率 12.74%↑ ※累計比

(ソース: MINSA 11月8日)

モバイルバージョンを終了