リマ首都圏の全正規タクシー明日から運行再開

リマ首都圏都市交通局(ATU)は11日、リマとカリャオのすべての認可済タクシーに対し、COVID-19衛生関連規則の遵守を条件として、明日12日から旅客運送を認める旨の局令第079-2020-ATU/PEを官報にて公布した。

同令では、これらのタクシーの運転手および車両の所有者に対し、保健省(MINSA)と運輸通信省(MTC)が認める衛生上のガイドラインやプロトコルなどの規則を遵守するよう定めている。

具体的には、運輸通信省省令第301-2020-MTC-01に基き、マスクの着用や乗務前の検温(37.5℃以下)、後部座席を隔てるアクリル板の装着などが義務付けられる。

タクシー会社も同様に、保健省省令第239-2020-MINSAに従い、COVID-19感染リスクのある従業員の健康状態を監視・コントロールし、感染の予防に努めなければならない。

一方でATUは、衛生緊急事態の枠組みにおいて、タクシーによる旅客運送サービスを提供する運転手や当該車両の登録管理・更新を目的とする情報アプリケーションを整備する予定。運行の認可は常時評価対象となる。

ATUのマリア・ハラ・リスコ局長は、リマ首都圏(リマ市およびカリャオ特別州)では個人タクシーやハイヤー、タクシー会社に所属する車両を合わせ計9万3962台が運行許可を受けているが、政府のCOVID-19対策に伴いその用途は今のところ限定されていると述べた。

(ソース: El Comercio 11/06/20)

ペルー全土封鎖 外出制限88日目

6月11日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計

  • 感染者数 214788人(前日比+5965)
  • 死者数 6109人(+206)
  • 既検査数 1282478件(+26722)
  • 陽性率 16.75%
  • 死亡率 2.84%
  • 入院患者数 10026人(+110)
  • 上記の内ICU患者数 1069人(+4)
  • 回復患者数 102429人(+4398)

6月11日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)

COSTA

  • リマ 125640人(+2757)
  • カリャオ 14830人(+341)
  • トゥンベス 1736人(+50)
  • ピウラ 12177人(+657)
  • ランバイエケ 10532人(+246)
  • ラ・リベルタ 6642人(+331)
  • イカ 4893人(+180)
  • モケグア 728人(+4)
  • タクナ 572人(+9)

SIERRA

  • カハマルカ 1062人(+49)
  • ワヌコ 1287人(+33)
  • パスコ 700人(+21)
  • アンカシュ 5885人(+149)
  • フニン 2393人(+95)
  • ワンカベリカ 612人(+10)
  • アヤクチョ 1028人(+33)
  • アプリマック 319人(+5)
  • クスコ 1344人(+35)
  • アレキパ 4764人(+144)
  • プーノ 526人(+29)

SELVA

  • ロレト 7000人(+281)
  • アマソナス 995人(+69)
  • サンマルティン 2306人(+100)
  • ウカヤリ 5914人(+266)
  • マードレデディオス 903人(+71)

過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 6月11日 5965人(206)
  • 6月10日 5087人(165)
  • 6月9日 4040人(167)
  • 6月8日 3181人(106)
  • 6月7日 4757人(164)
  • 6月6日 4358人(139)
  • 6月5日 4202人(131)
  • 7日間平均 4512.9人↑(154↑)

(ソース: MINSA 6月11日)

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