ランバイエケ州知事 5日連続の終日外出禁止提案

ランバイエケ州のロサノ州知事は、州内における新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大阻止に向けた強硬策として、5日間連続の終日外出禁止措置適用を打ち出している。

同州では外出制限や社会的距離維持の不履行に加え、街頭でマスクを正しく着用しない住民が多く、COVID-19陽性者の数や同感染による重症・重篤患者の病院搬送が増加。知事はこれらが提案の背景としている。

同州のCOVID-19地域対策本部が策定したビスカラ大統領への提案書は、衛生当局の疫学的分析に基き、5月8日(金)から12日(火)にかけ、同州にCOVID-19ウイルス封じ込めを目的とする24時間全面外出禁止体制を敷くというもの。

同対策本部のブラカモンテ本部長は、州内の銀行や伝統的市場(いちば)、スーパーマーケットで多数のウイルス感染源が確認されているとした上で、先週のCOVID-19死者数急増に言及した。

ロサノ州知事もまた「問題は毎日がまるで普通の日常のようだということ」と述べ、中央政府や地方政府の規制を無視し、外出制限を守らないランバイエケの市民が理解できないと明かした。

(ソース: Andina 06/05/20)

ペルー全土封鎖 外出制限52日目

保健省発表による5月6日0:00現在の国内感染者数は54817人(前日比+3628人)、死者合計は1533人(+89)。感染者の州別内訳はリマ35299人(+2960)、カリャオ4404人(+159)、アンカシュ1256人(+97)、アレキパ790人(+27)、クスコ258人(+9)、ワヌコ259人(+4)、イカ708人(+10)、ラ・リベルタ1119人(+57)、ランバイエケ3127人(+119)、ピウラ1914人(+110)、ロレト1559人(-36)、マードレデディオス129人(+5)、フニン632人(+45)、サンマルティン317人(+14)、トゥンベス443人(+65)、カハマルカ301人(-21)、パスコ151人(-15)、アヤクチョ176人(-5)、タクナ160人(+11)、ワンカベリカ181人(-22)、アプリマック84人(-27)、モケグア149人(+7)、プーノ149人(+5)、アマソナス176人(+6)、ウカヤリ1076人(+44)。既検査数は429458件(+22879)、陽性判定率は12.76%、死亡率は2.80%。5729人が入院中(うち717人はICU)、17527人が回復へ。

(ソース: MINSA 5月6日)

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