外出は一世帯に一人 違反者には罰金

ビスカラ大統領は13日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大阻止に向け、緊急事態発令下の外出制限違反者には罰金を科すと記者会見で発表した。

「本日承認手続き中の大統領令には、(一世帯当たり)一人以上の外出禁止を追認するだけでなく、(他人との)接触を避ける目的もある。私は恋人とデートせず、友人と“草サッカー”をやらず、スーパーへ買い物に行く。(外出制限に違反することで)COVID-19ウイルス流行曲線の勢いを抑える努力を蔑ろにしているのだ。この曲線はさらにフラット化されなければならない」と大統領は述べた。

この罰金は、国家緊急事態宣言の一環として政府が今までに発令した規則を守らないすべての人々に適用される、と大統領は強調した。

また「(外出規制の)法令には制裁条項を設けることになった。違反者には罰金をもって対処する。この大統領令は本日中に承認を受け、明日官報で公布される予定だ」とし、具体的な金額には触れなかった。

大統領はさらに、COVID-19ウイルスの全国的な拡大を阻止する国家緊急事態の発令から4週間が過ぎた今、防疫封鎖と外出制限を(国民に)遵守させるために、より厳しい措置が必要なことを示したとコメント。

「(当措置は)政府による対策を完遂するための強力なツールであり、ウイルス拡大の抑制が可能な条件を超える人数の集団が依然として観測されていることから、4月26日の緊急事態発令終了まで、外出は一世帯当たり一人だけ、かつどうしても必要な時に限り可能とされる」と注釈した。

(ソース: Gestión 13/04/20)

ペルー全土封鎖 外出制限29日目

保健省発表による4月13日0:00現在の国内感染者数は9784人(前日比+2265人)、死者合計は216人(+23)。内訳はリマ7458人(+2002)、カリャオ733人(+137)、アンカシュ110人(+8)、アレキパ98人(+12)、クスコ59人(±0)、ワヌコ15人(+5)、イカ58人(±0)、ラ・リベルタ115人(+5)、ランバイエケ392人(+37)、ピウラ120人(+16)、ロレト340人(+18)、マードレデディオス10人(+7)、フニン68人(+4)、サンマルティン23人(±0)、トゥンベス72人(+3)、カハマルカ11人(±0)、パスコ11人(±0)、アヤクチョ11人(±0)、タクナ9人(±0)、ワンカベリカ10人(+1)、アプリマック5人(±0)、モケグア12人(+2)、プーノ2人(±0)、アマソナス25人(+6)、ウカヤリ17人(+2)。既検査数は87116件(+10610)、陽性判定率は11.23%、死亡率は2.21%。901人が入院中(うち143人はICU)、2642人が回復へ。

(ソース: MINSA 4月13日)

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