ペルー人の民族自己認識 日系人は0.1%

国立情報統計庁(INEI)が昨年実施した国勢調査では、ペルー国民の自己認識による民族意識アンケート項目が初めて採用された。同庁が先日発表した結果によると、自己の習慣や祖先から2万2534人のペルー人が自身を日系人と自覚していることが判明した。

12歳以上のペルー人による自己認識調査では、メスティソ(60.20%)とケチュア(22.32%)が圧倒的に多く、次いで白人系(5.89%)、黒人系(3.57%)、アイマラ(2.36%)など。日系人(0.10%)や華人(0.06%)は少数派となった。

一方、学歴別(15歳以上)で大卒以上の割合を見ると華人が52.6%で首位。二位以降は日系人(48.0%)、白人系(22.8%)、メスティソ(21.9%)、その他の先住民(18.2%)など。

日系人の多い地域(州)は、リマ(1万9145人)、カリャオ(1007人)、ラ・リベルタ(553人)、ランバイエケ(352人)、フニン(221人)、イカ(179人)、アンカシュ(170人)、ピウラ(152人)、アレキパ(148人)、クスコ(140人)など。

(ソース: 国立情報統計庁)

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