ペルーの非正規雇用1190万人、経済活動人口の72.6%

リマ商工会議所(CCL)の経済・経営発展機構(IEDEP)は、ペルーの非正規雇用(インフォーマル)労働者が昨年度1190万人に達したと発表。非正規雇用は、農業とサービス業を中心に経済活動人口(PEA)の72.6%を占めていることが分かった。

IEDEPエグゼクティブ・マネージャーのセサル・パニャランダは、雇用や解雇に要する人件費の上昇から労働市場が硬直化、低い労働生産性が非正規雇用の温床となり、同傾向は財・サービス市場にまで及んでいると明かした。

PEAに占める非正規雇用労働者の割合は、2007~2017年の間に80%から72.6%まで低下。一方2017年単年では0.6㌽上昇しており、パニャランダ氏はこれを景気後退の影響と分析。

主要セクター別の非正規雇用労働者数は、農業393万9552人(32.9%)、サービス業368万2593人(30.7%)、商業213万7644人(17.8%)、製造業99万9583人(8.3%)、建設業75万6527人(6.3%)、家庭内労働者(メイド等)36万5331人(3.1%)、鉱業9万6589人(0.8%)など。

(ソース: Gestión 28/05/18)

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