Ají 555 Real Thai Cuisine@San Borja!

行ってきました Ají 555 Real Thai CuisineチャニとアントニオがVMT店の扉を閉じたのは2017年3月31日。彼らはさらに高みを目指すべく、タイへ一時帰国していました。新しい味をしっかり学びリマに戻ってきた2人は再開に向けて大いに奮闘。12月12日、念願の新市街進出と相成ったわけです。

相変わらず元気いっぱいのChani。タイでの食べ歩きで10キロ以上太ったそうですが、あっという間に元に戻ったと。「やっぱ若いねぇ」と言ったら「若くないよ!もう31歳だもん!」って。いやいや、十分若いでしょ。

早速お料理を頂きました。まずはトップ写真のGúng Cháe Nampla(エビ)とJoy Kréen Luak(コンチャネグラ)。一口で終わってしまう儚さ故に、さらに愛おしさが増すという一品。特にエビは秀逸、オススメです。続いてSom Tam Thai Gúng Sod(青パパイヤのサラダ)とLaab Tale(シーフードサラダ)、Joy Luak Chím(蒸した貝+生姜風味のソース)をチョイス。アントニオが「keikoは辛いのが好きだよね?辛さレベルはどうする?」と聞くのでとりあえずレベル1に。もっと辛くても大丈夫だったけれど、素材の味が分からなくなるのも嫌なのでこんなもんで。ちなみにビールは注文の度に冷えたグラスに交換してくれます。なんて素晴らしい!

前菜だからと侮っていたら、だいぶお腹が膨れていました(チャニがこっそり持ってきてくれた豚肉のバジル炒め+ご飯も食べたので)。だけどSopa Tom Yam(トムヤム・スープ)は外せません。レモングラスやコブミカン、カーの香りが素晴らしい。お腹はちゃぷちゃぷなのに、舌はいつまでも欲してしまうという魅惑のスープです。タイ&アジア料理店は他にいくつもありますが、こうした本場のハーブや調味料をきちんと使うのはAjí 555だけ。Real Thai Cuisineの店名は伊達じゃないんです。

こっそり見せてもらったBiohuerto orgánico!ミミズを使った自家製堆肥で育てています。バジルだけでもなんと3種類あり、料理によって使い分けるのだそう。イカにも農園を借りておりコブミカン等の栽培を開始。「種とか植物とかどうやって持ってきたの?」と尋ねたら、ちゃんと事前に書類申請し検疫を通したとのこと。当たり前のことをやらない人が多いこの国で、何事にも真摯に取り組む彼らの姿勢がとても好き。だからもっと応援したくなります。

忘れてはならないタイカレー。具沢山ですごく濃厚。これはレベル2でもよかったかな~。デザートはIce Cream Tod(アイスクリームの天ぷら)にチャレンジ。揚げてあるのに意外にさっぱりしていて驚きでした。最後は北米から輸入しているというレモンたっぷりのタイティーでほっと一息。大満足な1日でした。

「本物のタイ料理をペルーに広めたい」と日々奮戦するチャニと、チャニの味に惚れ、彼女を全力で支えるアントニオ。一生懸命な2人を見ていると、こっちまで頑張ろうって思えます。ということでリマの皆様、旅人の皆様、ぜひ新生Ají 555 Real Thai Cuisineをよろしくお願いします!

Ají 555 Real Thai Cuisine
住所:Av. San Luis 2879 – San Borja
電話:01-677-1571
営業:火~土/13:00~15:30、19:00~21:30
日/13:00~16:00
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