Notas de viaje ~por america latina~

JET STREAMことMakotoくんは、アーティスト&ヨガマスターの奥様と一緒に7年かけて世界を旅したダンスミュージックDJ。ペルーにも2年ほど逗留した時期があり、私はその時に知り合った。
そのMakotoくんたちが旅の途中で出会ったのが、聾者の松本紀彦さんだ。

最初の出会いはパキスタンのとある村。生まれつき耳が聞こえない彼が手話とジェスチャー、口の動きや表情だけで見事に他者とコミュニケーションを取る姿は、Makoto君に強いインパクトを与えたという。そこで別れた彼らは中米で再開。ただの偶然か定められた運命だったのか。その答えがこの映画「Notas de viaje ~por america latina~」だ。

先天性聴覚障がいを持つ松本紀彦さんの南米旅行を追った、ドキュメンタリー映画「Notas de viaje ~por america latina~」。その音源に、なんとMakotoくんの音楽が使われている。異国で感じた音や匂い、光や温度などさまざまな感覚を込めた音楽が、映画の主人公の心理とぴったり重なり合う。制作者としてだけでなく、旅人としても最高にクールな瞬間だろう。

ちなみにMakotoくんは、監督のYASUさんも旅の途中で出会っている。YASUさんも南米で松本さんに出会い、惚れ込み、彼の映画を作ることを決めたそうだ。さまざまな出会いが「聾者の彼にしか聞こえない音」をテーマに1つの映画を生み出したのだから、旅って本当にミラクル。その中心にいる松本さんにいつか会ってみたい。

「Notas de viaje ~por america latina~」は日本全国&南米上映を目指して積極的に活動中。今月は愛知県西尾市のIsland Surf9月9、16、30日の各土曜日に上映される。今週9日は更に特別!Makotoくんは映画上映前にDJとして世界の音楽を、上映後はトークショーを行う予定。松本さんやYASUさんとの出会いやエピソード、自身の旅のこと、世界の音楽のこと、その他刺激的な話が盛りだくさん。もちろん彼のデジタルアルバム「One Earth」の紹介&販売もあり。リンク先から試聴も可。

貧富の差や偏見、差別、さまざまな視線が交差する南米を舞台にした1人の若者の旅記録「Notas de viaje ~por america latina~」南米旅行記。応援・拡散どうぞよろしくお願いします!

モバイルバージョンを終了