レモン不作で卸売価格今月167%上昇

エルニーニョ現象の影響でここ数日レモンが値上がりしている。レモンの産地ピウラでは、気候と開花のバランスから収穫量の減少が例年(9月)よりも早まっており、10月末までは品不足が続くと見られる。

ピウラでは全耕地面積1万6000㌶中60%がエルニーニョの被害を受けた。中でもサン・ラモン地区では灌漑設備復旧の遅れがレモンの不作を招いているという。

リマの卸売市場では7月に入ってからレモンの値段が167%上昇、豪雨災害直後となる今年4月の平均卸売価格をすでに上回った(現在箱入り平均㌔4.56ソル、袋入り㌔5.87ソル/Limón Sutil・写真)。スーパーなどの小売価格は㌔9ソルを超え高騰中。

一方ピウラでは、先週まで㌔当り1.6ソルだった卸売価格が現在5ソル近くまで上がり、今後は7ソルを超えると予想されている。

(ソース: Gestión 24/07/17)

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