マチュピチュ遺跡の新退出路供用開始

世界遺産を訪れる1日数千人の旅行者がスムーズに観光できるよう、クスコのマチュピチュ遺跡に新しい退出路が設置され、8月31日から供用開始となった。

退出路は長さ98m、幅は平均で1.4mあり、木製の手すりや既存の石組み補強を含めた総工費は約40万ソレス(1222万円)。マチュピチュ遺跡公園の責任者フェルナンド・アステテは、ボトルネック化していた遺跡入口の混雑解消につながると話す。

クスコ地方政府文化局(DDCC)のビダル・ピノ博士は、マチュピチュ遺跡の危機遺産リスト入り回避に向けたユネスコの勧告のひとつが新退出路設置と説明、今後は旅行者の荷物を預かり観光ガイドを総括する施設の構築を進めていくとした。

(ソース: El Comercio 01/09/16)

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