2016年後半戦、始まりはじまり

あっという間に1年の半分が終わってしまった。今年はとにかく色んなことが起こる。何といっても印象的だったのは、年明け早々の「鳩の激突死」だ。

何かから逃げていたのか、ある日一匹の鳩がうちの窓に猛スピードで突っ込んできた。「バシンッ!」という大きな音に驚いて窓を見たら、鳩の姿がガラスにべったり!目や嘴、頭の輪郭や羽の型まで判を押したようにくっきりと残っていたのだ。

思わずカメラに収めたが、その後アパートの敷地内で息絶えている小さな鳩を見つけてしまい、私は写真を封印した。かよわき生き物のあの壮絶な死は、何かのメッセージだったのでは・・・なんて思うのだが、鈍感な私は何にも感じ取れない。ただちょっと空恐ろしく、そしてとても残念な出来事として記憶していた。

それ以降、色んなことがあった。2月はアパート4階のバカ男との大喧嘩から始まり、毎年出かけるピスコサワー祭りで夫婦共々食あたりになった。3月は私が頭を5針縫う怪我をしたし、6月はだんなの入院だ。ここに引っ越してからずっと大切にしていたクワズイモを始め、長く育てていた観葉植物がたて続けに枯れてしまったのもショック。加えて現在、我が家は水回りトラブル連発中。なんじゃこりゃー!と叫びたい気持ちでいっぱいだ。

そんな話をMidoriさんにした。宇宙とか神が苦手な私だが、不思議と惹かれるスピリチュアルな女性だ。彼女はさして驚きもせず、「それは2016年ですからね」とさらり。おぉ、なんですか?2016年はそういう年なんですか???

彼女はマヤ暦を説明してくれた。曰く、2012年12月に一度終末を迎えたとされるマヤ暦だが、そこで終わりではなく、その後は変化の年が続くのだそうだ。中でも2016年は「急激な変化が起こる年」らしい。その変化を前向きに受け止めること、全ての経験に意味を見出し役割を与えていくことが大切であり、それによってよい波に乗ることができるのだと教えてくれた。ふむふむ、確かに。「神のお力~」と言われると引いてしまう私だが、彼女の言葉は実践的で分かりやすいから好きだ。もとより悩んだり落ち込んだりしていたわけではないので、「更に前向きに生きますか!」と元気を貰った次第である。※Midoriさんのサイト「ヤチャイ・プンク (Yachay Punku)」もぜご覧くださいな~♪

というわけで、7月からはハプニングを楽しんでいこうと思っている。まずは家の修理から。なんで室内の壁が突然ボロボロになるのかどうしても理解できないが、それがペルーなら仕方あるまい。こうなったらプチリフォームもするか?断捨離もしなきゃ。また新しい植物も欲しいな。何より旅行に行きたい!

2016年後半戦。なんだかワクワクしてきた!

モバイルバージョンを終了