青バスが自転車専用道に侵入

19日朝、サンイシドロ区のアレキパ通りで渋滞に巻き込まれたバスが自転車専用道を走行、その様子がSNSで拡散され話題となった。

このバスは民間委託によりリマ市自治体が運営する通称「青バス」。同バスの運転手は、当時車両事故が原因の渋滞で道路が混み、一部の乗客が運行の遅れに不満を述べたため、中央分離帯に設置された自転車専用道への侵入を決断したと主張。

バスの運行を管轄するリマ都市交通局は、無責任な運転によりバスの乗客および歩行者や自転車を危険に晒したとして、同行為を重大な道路交通法違反と判断。当該運転手が運行委託先の業者から除籍された旨を同日付けで公告し、雇用元の業者には違反行為の再発防止を指示した。

事件の一部始終をバスの車内から撮影した動画には、自転車道への侵入を容認する乗客と撮影者が言い争う場面も記録されている。

(ソース: Perú21 19/05/16)