マチュピチュ村、大玉村と姉妹都市提携へ

クスコ州ウルバンバ郡のマチュピチュ村と福島県の大玉村が、9月20日から25日の間に姉妹都市提携協定を締結する。

姉妹都市の提案は、両村がさまざまなテーマにおいて友好関係を維持していく目的で2014年1月に持ちあがったもの、とマチュピチュ村の通商観光部長アルマンド・ムヒカ・アギラールが明かした。

大玉村側は文化や科学、教育、農牧を交流のテーマとして提案、一方マチュピチュ村は文化や観光、インカの天文学や考古学などを主題に考えている。

調印式には、この提携に取り組んできたマチュピチュ村のダビ・ガジョソ・ガルシア村長の他、外務省やユネスコの責任者も参加する予定。また、協定締結には1939年にマチュピチュ村役場を率いた野内与吉氏の孫、セサル・ヨシロウ・ノウチ氏の尽力があった。

ムヒカ部長は、先週来訪した日本の使節団を前に「この重要な協定は、合同検討委員会での協議を経て調印されることになる」と強調、「マチュピチュ村にとって、協定や技術革新における貢献への申し出はメリットがある。例えば、日本を訪れたペルーの奨学生が科学や先端教育を学ぶのと同時に、マチュピチュ遺跡を始めとする文化や観光の話題が提供できる」と結んだ。

(ソース: Andina 04/09/15)