ジャガイモ消費 1人年間90キロが目標

農業灌漑省(MINAGRI)は、国民一人あたりの年間ジャガイモ消費量を4~5年間で85kgから90kgに増やす新たな目標を掲げた。

同省の全国ジャガイモの日マルチセクター委員会調整役のミゲル・ケベド氏は、白米の一人あたり国内消費は45kgに満たないが、ジャガイモはそれ以上に消費されていると説明。

ペルーで耕作されるジャガイモには近代種と在来種があり、前者の割合は70%になる。2014年度には国内31万6787ヘクタールの耕地で467万トンのジャガイモが生産された。

ケベド氏は、今月29日と30日にParque de la Exposiciónで開催予定の第6回ジャガイモ祭りに言及した後、「輸出されるジャガイモは500トンで、残りは国内市場の消費」とコメント。

国民的料理のひとつ、「ポジョ・ア・ラ・ブラッサ (鶏肉の炭火焼風)」を専門に出す「ポジェリア」では、1日あたり50kgから300kgのジャガイモが必要とされる。

(ソース: El Comercio 21/05/15)