ナスカ地上絵観光中のセスナ機 道路上に緊急着陸

11月28日正午(日本時間11月29日午前2時)頃、観光客5人を乗せたナスカ遊覧飛行中のセスナ機がパンアメリカンハイウェイ上に緊急着陸した。

ペルー民間航空協会によると、このセスナ機(機体番号OB-1888)はトラベルエアー社(旧・アエロコンドル社)の所有。不時着の原因は明らかになっていないが、同機のパイロットと観光客(イタリア人1名、フランス人2名、ペルー人2名)にけがはなかった模様。

同機が不時着した場所は、かつてナスカ地上絵の観測塔で観光名所でもある「ミラドール」に程近いパンアメリカン南ハイウェイの427km地点。ナスカのマリア・ライへ空港を離陸し、「台形」として知られる地上絵の上空を飛行した直後の出来事だった。

2011年4月20日には、ピスコ空港発アエロ・トランスポルテ社所有の9人乗り観光セスナ機が、離陸3分後に機体の異常から同じく道路上に緊急着陸している。

(ソース: エル・コメルシオ)