ワンカベリカのインカ水路遺構で13角の石発見

インカ帝国の道路網「カパック・ニャン」のビルカシュアマン-ピスコ区間を調査しているペルー文化省の調査チームが、ワンカベリカ州ワイタラ地区にあるインカワシ遺跡の水路遺構で13角の石を発見した。

この導水システムには精緻な石組みで造られた水汲み場が2か所あり、うち1か所に13角の石が使われている。これらインカ時代の水汲み場は、地元で「インカワシ」と呼ばれる岩山上の自然石に穿たれた水路を通じ、数ヶ所の落水を経てビスカチャ川までつながっている。

(ソース: ペルー文化省)