アレキパ旅行 最終回

アレキパ5日目。朝6時に起きてヤンケ村の広場へ向かった。楽しく踊れるような賑やかな音楽は聞こえて来ず、一瞬昨日の奥さんに騙されたかと思ったが…子供たちはいた。

噴水の周りをただダラダラと回る子供たち。大人に嫌々やらされているのが分かってしまう、切なさ満開の踊りだった。トップ画像の子なんて、ほら!衣装の下に制服着てるし。小さな壺に添えられた紙には、「あなたの協力が学校(運営)に活かされます。チップをよろしく」と。働く子供は大変だ。

ヤンケのおばちゃんモデルたち周囲の大人たちは、自分の商売に没頭していた。子供が公共のために働いているのに、なんだかずるい。

アルパカと鷹を連れたおばちゃんモデルがいたので、また撮らせてもらう。「子供たち、毎朝大変だね」と言うと、ひゃひゃっと笑っていた。小さな村では、「働かざる者食うべからず」なのだろう。

ちなみに踊っているのは6年生の女の子たちで、祝日とか独立記念日など観光客が多い時は、もう少しちゃんと踊るらしい。今日はギャラリーが少なかったから、やる気がなかったようだ。まったく適当なこった。

コンドル宿を後にし、チバイへ。ここからアレキパへ戻る。行きは大型バスだったが、帰りは10数人乗りのワゴンタイプ。運転席のすぐ後ろだったので、景色も良く見えた。

野生のコンドル発見、美しい~!なんて優雅なんだろう。まさに大空の覇者、風格が違う。

ビクーニャ帰りも、車窓を流れる風景にずっと見惚れていた。そうそう、途中、道を渡ろうとしていたビクーニャを轢きそうになるハプニングも(汗)。快適なドライブ。3時間ほどでアレキパに到着。やはり大型バスより早い。

ピカンテリア エル・モントネロアレキパの宿にチェックインした後、宿のおかみオススメのお店El Montoneroに行ってみた。ミスティ山を一望する席へ。Mozoたちのサービスもいいし、生演奏も控えめで大変よい。

ロコト・レジェーノは初日のLa Nueva Palomino より気に入った。辛みの抜き具合も完璧!こういうバランスを求めていたのよ~。パステル・デ・パパもこちらのほうが上品。ソルテリートはまあ普通。でもやっぱりオリーブはオイシイ!

食事の後、気になっていたチョコレート屋を3件回ってネタ集め。クスコも今チョコレート屋がいっぱいだが、アレキパも同じらしい。

アレキパのカテドラル夕暮れに染まるカテドラルを眺めたり、広場でのんびり過ごして本日も終わり。お昼を食べ過ぎたので、夕食は抜き、部屋でワインとチョコレートを摘まんで終わった。

現地での移動もずっとタイミングよく、とてもスムーズだった今回のアレキパ旅行。食事も美味しかったし、何より温泉が素晴らしかった!ペルーの温泉で本当に満足したのは、カハマルカ以来だ。

またボチボチと観光情報として公開して行きます。皆様の旅の参考になりますように♪今回のアレキパ旅行紀はこれにて終了。長らくおつきあい頂きありがとうございました。