セントロのチョコレート・フェスティバル

くぅぅ~ん(涙)この人込みが嫌なのだろう、こちらを見つめながら、救いを求めるように鼻を鳴らすこのワンコ。しかし、当の飼い主はもがく彼をがっしりと抱えたまま微動だにしない。何をしてるんだかと思ったら、携帯を使って熱心に録画中・・・。

携帯の先にあったのはこちら、チョコレート菓子作りのデモンストレーションだった。

本日開催だった「Festival del Cacao y Chocolates para Mamá/”お母さんありがとう” カカオとチョコレートフェスティバル」。ペルー国内のチョコレートメーカーが、大統領宮殿西側のPlaza Perúに勢ぞろい!世界で注目されているペルーのカカオ。2013年には、フランスで行われているカカオとチョコレートの祭典「El Salon du Chocolat de París」で、トゥンベスのカカオ生産協会が表彰されている。日本ではあまり知られていないけど本当にすごいのよ。日本のメーカーさん、注目して~!!

ペルーはこれから来週5月11日(日)の母の日までこうした「お母さんありがとう」イベントがいっぱいだ。ママ命!なラテンの国ペルーでは、「結婚していて子供なし」より「未婚の母」のほうがある意味”普通”。私は母じゃないけど、とりあえずオイシイトコドリしています(笑)

ところで、今回一番気に入ったのはここ、「exotic chocolatier」。試食したピスタチオ入りのチョコが絶品でした。
ピスタチオのあのちょっと青臭い香りとカリカリ感が絶妙で、ナッツ好きの私のツボにはまり即お買い上げ。タラポトからの参加で、リマでの販売拠点がないのが残念。今度タラポトに行くことがあったら、ぜひお店に寄ってみよう。


さて、チョコレートは好きだけどそんなに甘党でもない私はすぐに飽きてしまい、リマック川沿いのAlameda de Chabuca Grandaへ移動。この一角に、ペルー各地の伝統料理を食べさせる屋台が出ているのだ。う~ん、いい香り。チョコレートよりやっぱりニンニクとかトウガラシの匂いのほうが好き!

なのに会場は満席で、なかなか空く様子もなく・・・断念。「こってりと100%ペルー」なペルー料理を食べたい気分だったのになぁ。ロコト・レジェーノォォォ!

ところが、ふと立ち寄ったメニュー屋さんのentrada(前菜)に「rocoto relleno」の文字を見つけ、そこに即決。ピリピリと刺激的なロコトにヒーヒー言いながら舌鼓。やっぱり甘いのより、しょっぱいとか辛いのほうが好みだな。あー、満足まんぞく。ご馳走様。

しかしながらお尻がちょっとイタイような・・・すでにロコトの洗礼を受けいる私。甘々チョコレートを求めてセントロに行ったのに、何してるんだか。ま、そんなこんなのよい週末でございました。今週は母の日セールを満喫するぞ!