ICチップ入り外国人登録証発行で偽造防止

ペルー国家移民監督局は、ICチップ内蔵型外国人登録カードの発行プランについて11日に発表した。新カードのICチップには、偽造防止のため所有者の指紋や顔写真、個人データを含めた情報が記録される。

また、新カードの発行に合わせ、現在リマの本局のみで行われている手続きの窓口が地方出先機関を含めた全国13個所に拡大される見込み。これにより、地方在住の外国人は手続の度にリマまで出向く必要がなくなる。

同局の統計によると、2013年度に発行された外国人登録カードの総計は13,314枚で、一昨年(2012年)前と比較し3,611枚(37.22%)増加した。国籍別ではコロンビア人が23.03%と最多で、以下スペイン(14.14%)、米国(7.76%)、アルゼンチン(7.23%)、チリ(5.93%)と続く。

在留資格別では就労ビザ所持者が56.41%と最も多く、続いて在住者家族ビザ(29.3%)、宗教家ビザ(8.65%)、留学ビザ(1.67%)、移民ビザ(1.66%)など。

同局のローサ・プリエト・ゴメス監督官は、よりスムースな外国人登録手続のために窓口時間を変更、在留資格延長および同資格変更に係る手続きの受付をそれぞれ午前と午後に分け対応するように改善したことをアピールした。

(ソース: アンデス通信社)

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