「まるで私の国のパプリカみたい♪」と喜んでいたら、これは『Pimiento de Padrón』という品種でメキシコから取り寄せたのだと教えてくれた。色んな品種の栽培にチャレンジしているのね、感心感心。
それにしても、最近は本当にいろんな野菜が手に入るようになってきた。パドロン種の奥には、カラーオクラもあったし♪
このパドロン種はスペイン・ガルシア州のパドロン村で作られた品種らしく、それが後にアメリカやメキシコに持ち込まれたそうだ。(日本のピーマンも、明治時代にアメリカから伝わったのだとか)
ちなみにアメリカで流通しているものは、味も大きさもシシトウに近いらしい。しかし今回Bio Feriaで買ったものは、形も大きさもまさにピーマン。故に勝手にピーマン(仮)と命名。
南米からヨーロッパに渡り、さまざまな改良を経てできたパドロン種や甘いパプリカ。ペルーを離れたトウガラシの子孫が、オリジナルとはまた違った魅力を携えて故郷に戻ってきてくれたことにいたく感動。
貴重なピーマンをどう調理するか、という話でだんなはピーマンの肉詰めを所望したけれど、ここは作り手の希望が断然優先。ってことで、今夜は念願のチンジャオロ~ス~!
ところが。切ってみると思った以上に皮が硬く、また何やら手先がぴりぴりと。うぅぅ、これってもしかして、すっごく辛いんじゃない?試しに細切りしたピーマン(仮)を1本食べてみた・・・ぎゃ~口の中が火事~!!
ま、何はともあれ大人味のチンジャオロースが完成。刺激的だったけど、なかなか美味~♪ 肉詰めには緑パプリカを使用するとして、ピーマン(仮)の残りはシシトウとして調理してみます(笑)