誘拐に加担の現職警察官3人を射殺

リマ北部で18日誘拐未遂事件が発生、現職警官3名を含む容疑者4人が銃撃戦の末射殺された。

11月18日午前9時頃、プエンテピエドラ区で寝具工場オーナーの誘拐を企てた一味が、事前情報によりこれを追尾していた警察特殊部隊の急襲を受けた。

警察は同区のゴミ集積場に逃げ込んだ一味を銃撃、誘拐に加担した5人のうち現職警察官3人及び市民一人が射殺され、残る一人は病院に搬送された。

警察の調べによると、射殺された4人のうち3人は10月12日に同じくリマ北部のカラバイージョ区で起きた別の誘拐事件にも関与していた模様。

同件の被害者は、車を運転していたところを麻薬所持の容疑で停車を求められた上、乗り込んできたこれらの警察官に銃を突き付けられ、最初に5万ドル、最終的には2万ドルを要求され、手持ちの3千ドルおよび残金の担保として車を奪われたと証言している。

この被害者は家族に連絡し残金1万7千ドルを一味に支払ったが、妻が警察に被害届を出したため担保の車は返却されなかったという。

(ソース: エル・コメルシオ)

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