警察車両がクスコの観光客を代替輸送

0月3日、バス・タクシー組合による24時間ストが実施された世界遺産の街・クスコでは、空港へ向かう観光客や住民を警察車両が輸送し事態の収拾を図った。

ペルー南東地区管轄国家警察のエクトル・ドュラント・アリアス将軍は、公共交通機関を補うため、パトロール車両や護送車などを含む管轄の全警察車両をクスコ市の中心部へと向かう道路に止む無く配置した、と語った。

午前中には、多くの観光客を(警察車両で)サポートしたと将軍は述べた。そのほとんどは外国人観光客で、彼らは歴史地区にあるホテルから空港へ向かうため警察車両を使わざるを得なかったという。市内の公共交通機関は、夕刻には正常運行に戻った。

午前中はサイリャ地区やサン・セバスティアン地区のデ・ラ・クルトゥーラ通りに車両によるバリケードが設けられていたという。また、各地で争議行動が発生したものの、警察がこれらを速やかに排除したと述べた。

クスコのバス・タクシー組合は、新規バスルートの入札および燃料費の縮小を求め24時間ストを実施、航空機の乗客以外は空港へのアクセスが制限された。クスコのベラスコ・アステテ国際空港では一日当たり平均33便が離発着している。

(ソース: アンデス通信社)

モバイルバージョンを終了