家庭の事情すべて耳通し

ペルーのアパートには、多くの場合「ドゥクト」と呼ばれる吹き抜けがある。採光や風通しを考えると、この吹き抜けはとても重要だ。我が家もこのドゥクトのおかげでランドリースペースが明るく、また洗濯物も、室内干しのわりに乾くのが早い。→「ドゥクトってどんなの?」とお思いの方、こちらをどーぞ

でも、光や風だけでなく、人の声も思いっきり聞こえてしまうのがこのドゥクトの欠点でもある。楽しい話題ならいいけど、人生、楽しい瞬間ばかりじゃないしねぇ・・・

我が家の上階に住むバカオヤジは、「声のでかさがすべてを支配する」と思っている節がある。だから、声もでかいし態度もでかい。話し方も高圧的だし自分勝手だから、住人からは嫌われている。

そして彼の娘(推定4歳)も声がでかい。子供の笑い声が大きいのはぜんぜん構わないけど、彼女は泣き声が大きいのだ。それも狂気的。父親を見て育ったからか、はたまた遺伝子か。「泣けばすべてが通る」と知っているから、おばあちゃんやお母さんが面倒を見ている時はいつまでたっても泣きやまない。

しかーし!父親の時はもっと大変!だってあのバカオヤジに声で勝てる訳ないんだから!

なのに、すべての解決方法が「泣くこと」だと思って育ってしまったのか、父親の時もとにかく泣く。泣き、叫び、ドアを叩き、それでも許されないと気が触れたようになる。えっ? じゃあそのバカオヤジはどう言うかって?

「煩いっ!だまれっ!いい加減にしろっ!」「嘘泣きなんかするなっ!ばかやろうっ!」「黙れと言ってるだろうっ!分からないのかっ?」「この家では俺が一番偉いんだっ!なぜ俺の言うことをきかないっ!」「そんなことをしても無駄だっ!誰も助けになんか来ないからなっ!」

4歳の娘を相手に、これですよ。こんな言葉が、ドゥクトを通してすべて聞こえてくるんだからホント堪らん。もちろん声が壁に反射するから、私などは全部聞き取っている訳じゃないけど、隣人たちはみなどう思って聞いてるんだろう。この子の将来がちょっと心配だわ・・・

と思っていたら、友達宅でも同じような事件が。

・・・つづく。

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2 Replies to “家庭の事情すべて耳通し”

  1. 気密性が高くない(破れパイプの一件で「え、もうここ上階の床?!」てぐらいスカスカでびっくりしたもの~そうそう!アレ奇跡的に完全解決☆)、おまけに日本みたく「音」に敏感じゃないのも手伝ってか、盗み聞きする気はないんだけど、音も声筒抜け!
    いやまだ言葉がよぅ分からないだけストレスは少ないんだけど、寝入ったところに凄まじいケンカとかされた日にゃドキドキですよ~(汗)

  2. うぅぅ、そりゃ辛いね。もうこっちの人、喧嘩する時は半端なく大声でどなりまくるよね。日本人もそういう人いるかもしれないけど・・・いやー、規模が違うというか。肉食って感じよね(苦笑)

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