タクシー強盗と自己防衛

最近リマ新市街での流しのタクシーによる強盗や短時間誘拐の話題をよく耳にします。

なんでも犯罪者の仲間内で「タクシー強盗ネットワーク」なるものがあるらしく、ミラフローレスやサンイシドロなどの中心地で夕方から夜にかけ主に20代の若者がターゲットにされている、と今日のペルー21電子版に掲載されていました。

知り合いが被害にあったという話も聞いています。リマの生活では常に緊張感を持ち注意を怠らないようにすることが肝要です。

タクシー強盗の対策を含め安全のために外出先でどのような注意が必要か、数日前スルコ区が配付していた安全のしおりが多少参考になりそうなので、念のためみなさんにも紹介しておきます。

戸外における安全のための注意事項

  • 他人に多くを語らないように。
  • 習慣的な行動は避けてください。
  • 公共の場ではお金やビジネス、旅行の話題は厳禁です。誰に聞かれているかわかりません。
  • 知名度のあるタクシー会社を使うようにしてください。窓にスモークフィルムを貼っていたり、ナンバープレートが不鮮明なタクシー、ドアノブが壊れているタクシーに乗ってはいけません。運転手には道順を指示してください。
  • 知らない人とは話をしないようにしましょう。
  • 路上駐車は避け、車は駐車場に停めてください。
  • 安全な姿勢でシートベルトを締め、車のウィンドウは約3cm空けておくようにしてください。
  • 目的地までは安全なルートを選んでください。知らない地域や危険区域には立ち入らないように。
  • 車両の点検を怠らないようにしてください。
  • 財布や購入した商品を人目につく場所に置かないようにしてください。財布は座席の下に、買ったものはトランクに入れてください。
  • 買い物に出かける時は持ち物に注意し、ぼんやりしないように。セルフサービスの店や商店街、ショッピングモールではあなたの買い物をひったくり犯たちが狙っています。
  • 若者のグループにからかわれても、挑発に乗ってはいけません。あなたを襲うための計略かもしれないからです。
  • 二人乗りのバイクによるひったくりが頻発していますので、十分注意してください。

(RECOMENDACIONES PARA SU SEGURIDAD / Municipalidad de Santiago de Surco)

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