通信事業者への苦情、テレフォニカが7割

携帯電話ペルー消費者協会(Aspec)は、電話会社などの通信事業者に関し一般消費者から今年1月から9月にかけ同協会に寄せられた苦情が275件あり、内190件(69.1%)がスペイン資本の業界最大手テレフォニカに対するものであったと本日公表した。

テレフォニカへの苦情の半数は、同社のサービスの質と過剰請求に関するものだという。同社以外で苦情対象となった事業者は、Claro, Nextel, Nascatel, Yachay, Direc TV, Mundo Cell, Ramdac, Netline Perú, América Movil, Full Carga Servicios, Transaccionalesなど。

テレフォニカはペルー国内において携帯電話・固定電話・インターネット接続・ケーブルTV配信などのサービスを提供している。苦情の内容としては、同社のサービスの質自体への不満が最も多く、次が携帯・固定電話料金の過剰請求。また、契約時に明確な説明をせず、顧客からの苦情をプロモーション内容の理解不足と言いくるめてしまうというものや、手渡された機器が不良品だったというケースなどが続く。

(ソース:アンデス通信社)

テレフォニカには我が家も5年ほどお世話になっていましたが、あんなことこんなことがあったので昨年Claroに乗り換えました。請求の件で今年初めテレフォニカ社にクレームしたところ、同社からの文書回答は確か「貴殿のクレームは正当なものと認められ受理されました」という木で鼻をくくったような内容で、「今後とも同社をよろしく」とは書いてありましたが、どこを探しても詫びの一言もなかったように記憶しています。

テレフォニカといえば、800MHz帯と1.9GHz帯のペルー国内携帯通信事業者免許の更新が話題になっています。今年5月と6月にそれぞれ期限切れとなっている同社の免許、いろいろと障害があるようですがはたして無事更新されるのでしょうか?我が家は携帯もClaroなので今回は高みの見物です。