サラ金、カード、自己破産。ペルーにないのはどれ?

チチャロンEstaba buenísimo !!

ネットの口コミで見つけたこのお店は、大当たり♪ ジューシーで柔らかく、脂身もほとんどない。塩&味の素たっぷり。。。というメルカドにありがちなチチャロンと違って、とってもさっぱりとしたお味。カモテの甘みとサルサ・クリオージャのさっぱり感がこれまた好相性なのです。

昨年スペインの新聞社が行ったアンケートで、「世界一大好きな朝食」に選ばれたペルーのチチャロン。(正しくは「pan con chicharrón/チチャロン・サンド」) 本国スペインのチョコラテ&チュロスを抜いての、堂々の第一位!あなたのオススメチチャロン屋さんは、どこですか?

http://www.chicharronesdelinca.com/

★★★★★★★★

最近ぐっと年末づいてきたペルー。スーパーのクリスマスグッズ売り場は徐々に拡大されつつあるし、テレビやラジオでも「クリスマスまであと何日、新年まであと何日」ってコメントが流れるし。いやはや、1年なんてあっという間ですな。

1年のうちで、ペルー人がクリスマスに賭ける意気込みは相当なもの。あれも欲しい、これも欲しい。お金がいくらあっても追い付かない。でもボーナスまで待ってられないし、でも我慢できないし・・・

という人を狙って、サラ金(←ペルーでもそういうのか?)のCMが増えてきた。「DNI(身分証明書)と公共料金の支払い明細があれば、ほらこんなに簡単!」という、おバカさんが飛びつきそうなお気楽CM。収入以上に使ったら、後は借金地獄なんだよー!

クレジットカードも危険。ここ数年の好景気と、誰でも簡単にカードが手に入るようになったことから、今まで物々交換的な暮らししかしてこなかった人まで、カードの魔力に獲り込まれていく。請求月に全額返済すればいいけど、手持ちがないからと「pago mes(月の支払)」や「pago minimo(最低の支払)」など最低額だけを払って残りを翌月に先延ばし。

銀行窓口も、こっちが「pago total(全額)」と言わないとpago mesで処理しようとする。するとその残額に対してまた利子などがつくから、借金は一向に減らないのだ。

日本人なら「なんだ、そんな当然のこと」と思うけど、ただこの国ではクレジットカードの歴史が浅いから、基本的なことを知らない人が多い。

借金が膨らんで、どうしようもなくなったという知人がいる。このままでは家や車を差し押さえられると、長年務めた会社を辞め、積み立てていた退職金を返済にあて、それでも足りずに苦労しているとか。彼はpago minimoさえ払っていれば、ずっとカード生活ができると思っていたそうだ。でもある日突然カード会社から「負債が多過ぎる。残金を払え」と言われて、慌てたらしい。

そういえば、この国には「自己破産」というシステムがないって聞いたけど、ホント?一度ブラックリストに載ると、どこまでもどこまでも追いかけてくるって、ホント??

これからクリスマスセールも始まるし、夏に向かって開放的な気持ちになっていくだろう。サラ金CMだって増えるだろうし、街頭でのクレジットカード勧誘も益々盛んだ。そして銀行強盗も活発に・・・。 ああ、年末。

お気楽CMを見て、ふと彼のことを思い出したので。やっぱり私はニコニコ現金が一番。

6 Replies to “サラ金、カード、自己破産。ペルーにないのはどれ?”

  1. カード地獄に陥ると大変ですね。
    私はなるべく現金派。
    借りたものは返さないといけませんからね~。
    そちらも日本のようになっていくのでしょうか~~~^^

  2. 私もささっと現金で終わりたいほうです。もちろんカードを上手く使えばポイントも溜まるしって思うんですけどね~(笑) 

  3. ひゃ~、カード地獄は大変ですよね~。
    でも、日本もわりと先のことを考えずにローンを組んだりする人が多く、自己破産をするらしいです。
    日本は自己破産ができるのと、あまり自己破産によるデメリットがない??らしく(デメリットをデメリットとしてあまり感じてないのかな?)簡単に自己破産してしまうそうです。
    お金借りる前に、先の見通しを立てて考えないのかな~と思ってしまいました。
    ペルーでもサラ金のCMがあるのなら、けっこう繁盛している分野なんでしょうね。日本のサラ金のCMのように「計画を立てて…」なんて文句は無いのかな??

  4. 自己破産のシステムはないんですが、恐ろしいことに借金踏み倒して1年のCastigo期間を過ぎると再び金融機関から借金ができるようになるようです。もちろんInfocorp(個人や会社の債務状態がネットで検索できるシステム)には最低ランクで登録されますが。
    うちでも借金で首が回らないのでお金貸して下さいや給料前倒しで下さいなんていう人から、いっそのこと首にしてください(退職金狙い)や昇給してください(おいおい)なんていう人まで様々。もちろん会社として援助はできませんが、銀行のアドバイザーを紹介してあげて、いろんなところに分散した借金を銀行に買い取ってもらえるようサポートすることはします。あと就業5分前に各部でやっている朝ミーティングでクレジットカードの正しい使い方なんかを繰り返しアドバイスしています。まぁ、貯金の文化がまったくないので、借金地獄はなかなか変わらないのですが・・・・

  5. どんどん日本人の品質も落ちて行きますねぇ。自己破産する人って、頭悪いイメージです(すっごく偏見ですが/苦笑) CMに「計画を立てて…」というコメントがあった記憶はないですね~。基本的に自己責任の国だから、借金まみれになってもあなたが悪い、という考えなのでしょうね。私的にはこっちのほうが納得がいきます。

  6. Lamafeちゃん、詳しく教えてくれてありがとう!勉強になりました。castigo期間が1年って短いね~。ちょっとプロビンシアに逃げたら、なんとでもなりそう。ここ数年の景気で、家や車をローンで買った中間層は失いたくないものも多くて大変でしょうが、もともとなーんにもない人たちは怖くないですからねぇ。近所の目とか世間体も気にしないし。しかしちゃんと企業として社員を教育しているところは、素晴らしいと思います。そんな会社、他にはないでしょう?Lamafeちゃんとこで働く社員は、本当に幸せよね!(←それが分からん奴もいるだろうけどね/涙)

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