ペルー大統領選挙と宇宙人

本日4月10日は、ペルー共和国大統領、国会議員選挙の投票日だ。48時間前の金曜午前零時からLey Seca(禁酒令)が発令され、投票日翌日の月曜正午までお酒の販売は一切禁止となる。

酒で買収されないように、自分の判断が惑わないように、徒党を組んで暴れないように。日本のように業界団体が強い国だと、こんな商売の妨げになる法律はすぐ改正されちゃうんだろうな。

でも私は、ペルーの有無を言わさず実行しちゃうところが、実は好き。強引過ぎて「歩行者罰金」とかあり得ない法律も制定しちゃうけど、きれいごとで誤魔化さず「性悪説」で物を考えるのは、悪いことではない。個人での付き合いは性善説でいいけど、国民を統べる政治に関しては、性悪説に立って考えるべきだと思う。

ただいま10日の夜10時すぎ。開票途中ではあるけれど、現在のトップは残念ながらオリャンタ候補。彼には南米の暴れん坊将軍、ベネズエラのウゴ・チャベスがついていると言われている。

極左がトップになったら、外国人なんか住んでいられない。ある日突然「外国企業は国有化」「外国人の資産没収」ということもありえるのだ。経済発展目覚ましいペルーだけど、今、外国企業が資金を引き揚げたらたちどころに潰れるプロジェクトも多いだろう。そうなったら自分たちの職も失いかねないのだけど、そんな先のことは分からない人が多い。

貧富の差、教育の差、価値観の差。日本人が想像し得ないほど、あらゆる差が存在する国。だからこそ、私はこの国に魅力を感じるのかもしれない。

ところで選挙一色のペルーだけど、実はもっとすごいニュースがあったのですよ。それは「アメリカ・FBIは、地球外生命体との接触に関する書類を暴露!」1950年3月22日、ニューメキシコで、(墜落し?)打ち砕かれたUFOから体長90cmの宇宙人の身体を3体回収していたらしい!

地球外生命体! 宇宙人!こっちのほうが人類にはもっとショッキングなニュースだと思うんだけど、なんかさらりと流されてしまって、話題にものぼらない。なんで???

“ペルー大統領選挙と宇宙人” への6件の返信

  1. 日本のニュースでも大統領選挙が報じられていました。
    貧富差解消をかかげた、ケイコフジモリさんが頑張ってると。
    同じお名前ですが、彼女の印象はいかがなものでしょう。

  2. 日本の新聞にも選挙の記事が出てました。
    フジモリさんの娘さんも出てるようですね。
    良い政治をしていただける方になってほしいものです。
    宇宙人は本当にいるのですね。
    写真まで出てるし・・・。
    すごいニュースですね。^^

  3. こっそりお酒を売ってもらい、こっそり友人の家で飲みました。ちょっと悪いことしてる気分でしたが、私だけ外国人だったので、ま、いっかなーと思って。
    ところが、そのご近所もけっこう飲んでる、フィエスタじゃなくて、ただただ集まって家で飲んでる感じの声が聞こえてくる。
    あとから聞いたら、DNIの住所=住民票のあるところでの投票になるので、実家に帰ってきてる人が多いせいか、久しぶりに近所の友達や幼馴染で集まって飲んだ、って人が多かったようです。
    それは、その日に連絡取れなかったいつものタクシーの男の子に聞いた話。で、遠くからタクシーを呼んで、高くつきました。そんな日にお酒飲んだ罰だったのかしら・・・。

  4. 同じ名前ということが、今はちょっと嫌であります(苦笑) 彼女の行い一つで私に影響がないわけではないので…。

  5. トップでその国の行く末が大きく変わってしまいます。特にペルーのような大統領制の国では、影響力ははかり知れず。とにかくペルー人にとって、そして私にとっても重大な問題。これからも注視していきます。ところで宇宙人はすごいですよね(笑) なんで話題にならないのでしょう?

  6. 私も前回の区長選挙の時は、ちょろっとビールを売ってくれるお店を見つけ、友人宅で飲みました(笑) 大手スーパーは仕方ないけど、個人商店にしたら商売あがったりですもんね。死活問題!我が家はなんとかストックのワインで過ごせました。みんなきっと買いだめしてたんでしょうね~

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