ハウハ旅行 2日目 リマへ

こちら、標高4818mのティクリオ峠付近。列車とはまた違った風景が見れて、とても気持ち良かった。

昨日温泉に入ったせいか、体調も万全、すっかり元気。でも今日はリマに帰る日。ハウハは残念ながらたった一泊だけだった。

客が2人なのにタオルは1枚しかくれないし。→「後で持って行くから」って言いながら、持ってこなかった。

他のペルー人客には1.5ソルで売ってたジュースを、私には2ソルっていうし。→「1.5ソルよねっ」と言ったら、笑いながら「そうだ」と言いなおした。

部屋代を払ったのに領収書をくれないし。→という事は、この宿は税金を誤魔化してるということ。

という、とってもサービスの悪い宿を後にしてバス停へ。「ハウハ人はその日の小銭を儲けることしか考えておらず、観光客がリピートする大切さを理解していない」というホルヘの言葉が、頭の中でぐるぐる回る。確かにこれじゃリピートはないよね。少なくともこの宿には絶対泊らない。

ワンカヨからハウハまで乗せてくれたタクシー運転手も言っていたが、ハウハの人々(の多く)は、「ペルー初の首都」という過去の栄光にすがり付いているのか、新しいものを取り入れ、改革していくという気持ちがあまりないように見受けられた。

ワンカヨは街の開発や観光にとても力を入れていたし、人々は活気があって、明るかった。でもハウハにはあんなに見どころがあるのに、町や人々からは、それらを伝えようという意気込みや熱意がまったく感じられなかった。

その昔はさぞや美しかったであろうコロニアル建築の古い建物も、壊れゆくままほったらかし。それらを修復・保存するだけでも、十分観光客を呼べるだろうのに。

残念だな、と思う。まあもちろん、たった1日で何がわかるのだと言われれば、その通りだけど。

それでもまたハウハを訪れたいと思う。今回感じたマイナスの印象が、ただの先入観と宿が外れただけだと思いたい。ホルヘはとてもいい人だったし、シャーリーの温泉にも行ってないしね!

9時過ぎ、Cruz del Surの2階建てバスの一番前に座って、ハウハを後にした。ここからバスで6時間ほど。これからまたティクリオ峠を越えて、一気にリマまで下っていく。さよならハウハ、また今度!

「ハウハの悪口ばっかり書いたら、こうだぞっ!」
…ぷりっ。

わはは、やっぱりペルーは楽しいわ!

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