ペルー人の民族自己認識調査 56%がメスティソと回答

エル・コメルシオ電子版は18日、市場リサーチ企業Ipsosによる「民族と信仰自己認識アンケート(11月1~3日実施)」の調査結果を公表した。

同調査は、先月22日の国勢調査における設問と同じ内容を全国の1254人に再質問し集計したもの。自己の先祖や生活習慣から、56%がメスティソ(混血/本来は白人とアメリカ先住民の混血を指す)と回答。

次いでケチュア(南米先住民の子孫でケチュア語を話す民族)22%、アフロペルアーノ(アフリカ移民の子孫)7%、白人6%、アイマラ(ティティカカ湖周辺のアンデス高地先住民の子孫でアイマラ語を話す民族)2%、アマゾン先住民2%、その他民族(民族名記載あり)1%、同記載なし1%、無回答が3%。

富裕層(A層)に白人が集中する一方、B層(当記事中では中間層と位置付け)にはメスティソ(74%)とケチュア(10%)、C・D・E層にはケチュアやアフロペルアーノが多いことから、ペルーカトリカ大学の人類学者兼ジャーナリストのラウル・カストロは、民族と購買力、もしくはサービスへのアクセスに相関関係があるとしている。

また、A層(社会経済階層最上位)でアフロペルアーノやアマゾンもしくはその他先住民と自己認識している回答は皆無であり、影響力の行使にあたり歴史上明確な区別があることを同調査は明らかにしたと指摘、先住民の選挙権獲得遅延にも言及した上で、生産手段を有し所得の多い恵まれた層はその出自(白人もしくは西洋人)に関連があると分析。

信仰についてはカトリックが75%で最多、次いでプロテスタント14%、他の宗教5%、無宗教が6%。カトリック信仰者は40歳以上に多く84%がA層の市民。プロテスタントは18~24歳が最多で、C層(10%)、D層(14%)、E層(20%)が全体の44%を占める。

(ソース: El Comercio 18/11/17)

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