鈴木健夫〜ペルー伝統の味を守り続ける日本人シェフ 前編

3月21日(火)海外在住メディア広場「地球はとっても丸い」にペルー移住物語 第15回 鈴木健夫 ー ペルー伝統の味を守り続ける 人シェフ前編が掲載されました。

クスコの名店「プカラ」。そのオーナーシェフ、鈴木健夫さんの物語です。私もクスコを訪れるたびにお世話になるレストランですが、いつも不思議に思っていたことがあります。「なぜ日本人がペルーでペルーの伝統料理を作り続けているのか」と。

日本人が海外でレストランを開くとしたら普通は日本料理だろうし、また商売だけを念頭に置くなら、28年もペルーの伝統料理にこだわる必要はないと思うのです。フュージョン流行りのペルーなら、それこそ日系料理でもいいわけですよね?でも鈴木さんはずっとペルー料理一筋。これって日本に来たペルー人シェフが、京都の祇園で28年間も懐石料理を作り続けているのと同じ事!

そう考えたら、鈴木さんがいかに稀有な存在かお分りいただけるでしょう。うん、凄い人です。今回はどうしても書きたいことが多く、前・中・後編でのお届けになります。どうぞゆるりとお付き合いくださいませ♩