リマ国際空港 商業施設刷新でサービス拡充へ

リマ国際空港(ホルヘ・チャベス国際空港)の利用客は今年1月に11.8%増加。乗客数の伸張に伴い、ターミナルビル内の商業施設におけるサービスの刷新と拡充が計画されている。

同空港を管理するリマ・エアポート・パートナーズ(LAP)によると、利用客10人中7人が空港内で買い物をし、国際線の乗客はジュエリーやアルパカ製品、ペルー土産などが中心、国内線利用客は飲食が主体という。

空港への平均到着時間は国内線が40分前、国際線は2~3時間前。フライト待ち時間の買い物需要と1月の利用客増加を背景に、LAPは空港内で扱う商品やサービスを今年度刷新すると報告。

具体的には国際線レストランのカジュアルダイニング化やフードコート内店舗の改装、空港送迎交通機関の拡張を挙げ、利用客のニーズに対応したサービス拡充を図りたいとしている。

サービスの一例として、LAPは免税店「Lima Duty Free」が提供する無料サービス“Shop&Drop”に言及。これは国際線旅客ターミナル内の免税店で購入した商品を到着後に受け取れるサービスで、ペルー在住者が頻繁に利用していると説明した。

(ソース: PortaldeTurismo 21/02/17)