ペルーは今日から夏!

12月21日午前5時44分(日本時間同日午後7時44分)、ペルーでは2016年の夏が始まる。国家水路・気象庁(SENAMHI)は、雨量の回復により主要河川の水量が正常化に向かうと予想。

気象観測の結果、国内北部ではトゥンベス、チラ、ピウラ、チャンカイ(ランバイエケ)、ヘケテペケ、チカマなどの主要河川で水位および水量の回復が期待される。

国内南部でも、ティティカカ湖から分かれるワンカネ、ラミス、コアタ、ジャベなどの主な河川は徐々に通常通りの水量に戻るとしている。

北部沿岸、中部、南部の最低気温はそれぞれ20.9℃、18.5℃、16.4℃プラスマイナス1℃で推移。アマゾン地方では寒暖の差が開き、降水量はロレトで平年並み、他は広範囲で通常より多くなると予想。

一方、今年の春は雨不足で日中気温の高い傾向が続き、この11月はアンカシュで30年ぶり、ピウラでは20年来、アレキパ、モケグア、タクナでは2008年以来の乾燥気候を記録。降雨不足により、播種などの農作業や山間部の牧草生育にも影響が生じた。

(ソース: Gestión 20/12/16)